iPhoneの防水機能と水没トラブル
雨が多くなり、当店でもiPhoneの水没でご来店されるお客様が増えてまいりました。
今回はiPhoneの防水機能と水濡れについてお話したいと思います。
iPhoneを利用している以上水に濡れてしまうケースは多少なりともあります。
どの程度なら大丈夫なのか、もし濡れてしまったらどうすればいいかというのはあまり知られていません。
水没してしまったら、原則として
・可能ならすぐに電源を切る
・すぐにショップに持ち込む
・持ち込むまで決して電源を入れない、充電しない
これを徹底してください。
フリーザーバッグに乾燥剤やお米を入れてその中にiPhoneを入れるなどというものもありますが、隙間自体は狭いため入り込んだ水はそう簡単に抜けません。
しかし、iPhoneを使用しないという一点において非常に有効です。
水にぬれても使えてるからへーきへーきと使い続けて数日後に動かなくなるケースは非常に多いです。
そしてその場合の復旧率は高くありません。
動かなくなる主な原因は水による腐食か通電によるショートなので、
可能な限り早く分解し、水分を除去するのが有効になります。
水濡れには大きく分けて3種類あります。
お風呂などの蒸気によるもの
水がかかってしまうもの(飛沫)
水に浸かってしまうもの(水没)
iPhone 6S以前のものとiPhone SEはどれもダメです。
※iPhone 6S以前とはiPhone 5、iPhone 5C、iPhone 5S、iPhone 6です
これらのモデルは防水シールがなく、密閉されていません。
フレームと液晶パネルの隙間から容易に水が入ります。
可能な限り水から遠ざけるようにしてください。
iPhone 6Sは簡易的ながら防水シールがなされており、蒸気や飛沫程度では問題は起きません。
しかし、完全に浸かってしまったり、強い水圧(蛇口の水など)には耐えられません。
iPhone 7、iPhone 8、iPhone Xは水圧にもある程度耐えられる構造になっていますが
長時間水に漬かってしまうとやはり水が入ってしまいます。(Appleも完全防水を謳ってはいません)
私たちも実際に内部がどっぷり水に漬かったiPhone 7を何台も見ています。
簡単に言ってしまいましょう。
ドボンと落ちたらアウトだと思ってください。
もう一つ重要なポイントがあります。
それはフレームの歪みとガラス割れです。
落としてしまったりするとフレームが歪んだりガラスが割れたりします。
そうなってしまうといくら防水機能がついていても歪みや割れた部分から水が入るので無意味です。
すぐに修理に持ち込みましょう。
雨の多いシーズンになり、これから増えるであろう水没トラブルについて書いてみましたがいかがだったでしょうか。
「ドボンしたらすぐ修理。」
これだけでも覚えて頂ければ幸いです。
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