iPhoneは泡と共に | iPhone 修理 スマコレ 奈良店

会社勤めをしていた当時、私は会社の制服の胸ポケットに携帯電話を入れるようにしていました。特にiPhoneに替えてからは電話がかかってきたり、調べ物をしたいときに携帯をスッと取り出せるその位置が好きだったのです。胸ポケットに物を入れると前かがみになった時に物を落としがちですが、その制服にはマジックテープがついていてポケットの内部に入れたものが落ちにくくなっていました。
ある日、仕事から帰ってきて制服のポケットから小銭入れと免許証を取り出した後、無造作に洗濯機に服を放り込んで動かしました。その後、新聞を読んでいた時に妙に洗濯機からゴトゴトという異音がした時にハタと気が付きました。
「携帯、出したかな？」
慌てていつもポケットの中のものを置いている所を見たところ、免許証と小銭入れしかないことを確認した私は急いで洗濯機のフタを開けて制服を取り出しました。
泡だらけになった制服の胸ポケットにはしっかりと四角い固いものが入っていることに気づいた私は、呆然としつつも泡だらけになった携帯をふき取り、電源を入れたり家の電話から自分の携帯に電話をしたりといろいろとやってみましたが、洗剤の香りが漂う私のiPhoneはもはや何の反応も示しませんでした。
それでも何とか、と思った私はネットで「iPhone 水没」などと検索して、冷蔵庫で冷やしたり（内部の水気が抜けるらしい）、次の日は天気の良かったので、職場で日当たりの良いところに停めている私の車のダッシュボードの上において”乾燥”させるなど無駄な抵抗を試みましたが、全く電源は入らず、すべての努力は水泡と帰したのでした。
水没から二日後に「smacolle スマコレ」さんにに持ち込み、水没ということで修理をお願いしました。確か友人が以前ここで水没を直してもらったことを覚えていたのです。
あれだけ、いじりまくった私のiPhoneは見事に復活を遂げました。
実は電源をいれたりしたら、水没にとっては致命的にやってはいけないことだったのです。
運がよかったのと「smacolle スマコレ」さんの腕に助けられたのでした。
あれからは、洗濯機に入れる前に、必ず２回確認しするようにしています。
 

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