さよならiPhone(のLCD) | | iPhone 修理 スマコレ 梅田店

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以前にボットンタイプだった旧式のお手洗いでの悲劇でした。
そこは観光地の牧場のお手洗いで、和式の便器こそ新しいものの、配管はお尻側にあり、その配管の底は深く下にあるタイプでした。
私は買ったばかりのiphone5sを、パンツの後ろポケットに入れていたので、パンツを降ろした際に落下させてしまいました。

知り合いの牧場だった事もあり、スタッフ総出で出そうと試みました。
場所が場所なだけに、現地で循環するシステムがあり、水が溜まる場所までの経路が一部開いて見えるので、まずは大量のトイレットペーパーと大量の水を使って、流してみる作戦を決行。
しかしiphone5sは重量があるのと、πが大きくて配管を通れないのではないかという事で、何度かやってみたもののiphoneには出逢えず。

祝日も重なり、バキューム業者も来れないと言う事で、その日は諦める事に。
自分のiphoneに電話をしてみたところ、既に電波が入っていないとの事で、この時点で水没が確認されました。
水没からデータを救える！という業者をネットで調べ、電話をして状況を説明すると、素人には衝撃の…

「配管の水に浸かって水没しているならば、酸素に触れないので好都合です。何日も水に浸かった状態でも、浸かって酸素に触れていなければ大丈夫な可能性が高いです！」

…という回答でした。

それからは連日通い、バキューム業者が来ても吸えず、最終的にトイレを壊す事になりました。
大工事になった結果、配管の中で静かに浸ったiphoneに出逢うことができました。
データ救出業者の言う通りに、そのままiphoneをジップロックに入れ水に浸した状態で、山から東京へ移動し、翌日業者へ出しました。
業者に出せた時は、落下から３日が経過していました。

icloudにバックアップを取っていなかったので…というか、そろそろやらないと！というタイミングの出来事だったので、大量の写真のデータは、なんとしても救出したかったので、祈る気持ちで業者へ出しましたが、見事に約8000枚ほどの写真のデータの吸い上げが成功しました。
涙が出そうでした。

水没したら完全に浸した状態で持ち込む…これが１つのルールみたいなものだと痛感しましたし、周りにも応急処置として伝えました。
水没はもうこりごりですが、これから夏シーズンで水没の可能性もゼロではないので、今度水没させても、またジップロックに浸して業者へ持って行こうと思います。

後日談。
データ吸い上げに成功した端末は、使用には危ないものとの事で、新しいiphone5sを手にする事にしました。
ところが、まさか水没させるとは思っていなかったので、apple保証にもドコモiphone保証にも加入していませんで、保証でiphone5sをまかなう事は出来ず、再度iphone5sを購入することになりました（64Ｇ10万円也）。
今現在、ドコモの請求書は、iphone5sを２台所有している事になっています…涙。現在は「smacolle スマコレ」さんにお世話になって助います。その場で修理してもらえて、時間も修理費用も助かります。

ご愛用のお客様　21歳　男性　大阪市　たそがれさん